Hyper-Paintのアンドゥについて(Hyper-Paint チュートリアル 使い方 講座)

Hyper-Paintのアンドゥは画像編集の際にキャンバス上で変更のあった部分のみファイルに保存します。この方式は独自なもので他のソフトにはありません。そして以下のような特徴があります。


長所

1.変更部分のみ保存するのでファイルサイズが小さくハードディスクの容量が非常に少なくて済む。
2.変更部分のみ保存するのでアンドゥ、リドゥとも非常に高速である。
3.ファイルサイズが小さくて済むのでアンドゥ回数を多く設定できる。
4.ファイルサイズが小さくて済むので再起動後やページ切り替えても以前のアンドゥを有効に出来る。
5..ファイルサイズが小さくて済むのでキャンバスをコピーしたりトレース下絵とキャンバスを入れ替えた時もアンドゥデータもコピーしたり入れ替えが比較的短時間で出来る。

欠点

1.アンドゥの仕組みがかなり複雑かつ煩雑である。


部分を保存するHyper-Paintの1アンドゥが通常フリーハンドで数Kバイトから数10Kバイトに比べ普通の全画面保存するアンドゥはキャンバスサイズが800x600とすると1440Kバイト必要となる、Hyper-Paintの部分を保存するアンドゥはフリーハンドや図形描画の時アンドゥサイズはキャバスサイズに依存しない小さいサイズで済むのに比べ他ソフトの通常のアンドゥはキャンバスサイズが大きくなるとアンドゥサイズもそれにつれて大きくなり速度も遅くなってしまいます。

アンドゥを行うにはメニュからも出来ますが通常はツールボックスのボタンから行います、メニュから行うとスピーディな操作ができませんがボタンで行うことによりとても軽快にアンドゥを行うことが出来ます。

スムーズズーム実行中はスムーズズーム内のアンドウしか出来ません、またスムーズズーム終了後にアンドウを行うとスムーズズーム実行中に控えたアンドウは自動的に連続してアンドウされます、こうすることによってスムーズズームによってアンドウが中断しないようにするいわば仕様になっています。
Hyper-Paintは終了して再起動してもキャンバスの画像が残りますし以前のアンドゥも残ります。ページを切り替えてもアンドゥが有効ですので緊急時キャンバス控え機能とあいまってほぼ絶対に編集中の画像を失うことはありません。また編集中の画像を万が一失う心配はありませんので安心して使用することが出来ます。

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