不定形コピー機能、其のほかの機能による影のつけ方(ドロップシャドウ)

不定形コピーモードに入り画像を不定形コピー画像として切り取るか或いは読み込んでおきます。
次に不定形コピーウインドウの右クリックメニュから「貼り付け画像輪郭をぼかす2」を選択します、ここを選択すると不定形画像の周りをぼかすことが出来ます。
次に不定形コピーウインドウの「明度」を-255にして不定形コピー画像を真っ黒にします、次に「透明オン」をのチェックボックスをチェックして透明度を有効にして透明度を100ぐらいに設定します。


次に不定形画像を適当に回転させてキャンバスに貼り付けます。


次に不定形コピーウインドウの右クリックメニュから「貼り付け画像輪郭をぼかす2」を解除して、明度を0に戻し、次に「透明オン」をのチェックボックスのチェックを外し不定形画像の回転を0に戻してからキャンバスに貼り付けます。

これで不定形画像を使って影を作成しました、場合によっては不定形画像の縦横比を変えるなどして張り付けることが出来ます。





文字機能のドロップシャドウ

文字ウインドウの「透明度を適用する」をチェックします、文字出力形式のコンボボックスで「ぼけ文字」を選択します。
文字の色は黒にして透明度を130ぐらいの中くらいにします。

キャンバス上に貼り付けます。

次に「透明度を適用する」をチェックを外して、パレットから文字の色を選択してからキャンバス上の適切な位置に貼り付けます。

図形描画のドロップシャドウ

描画色を黒にします、そしてラインスタイルウインドウの「ぼかす」をチェックします、透明度は130などの中くらいにします。

キャンバス上に描画します。

次に描画色をパレットで決定してから透明度を255にしますそしてラインスタイルウインドウの「ぼかす」のチェックを外し、キャンバス上の適切な位置に描画します。

画像のドロップシャドウ

特殊効果フィルタの「余白付加」フィルタを表示させてから「陰影付加」をチェックします、必要ならば余白の大きさや陰影幅、陰影の位置や濃さを決めてから「余白付加」ボタンを押して実行します。

下図のように画像のドロップシャドウが完成します。


特殊フィルタの「画像の陰影を落とす」を使う

Hyper-Paintでは筆やフィルや其のほかの全ての描画の際アルファデ−タも作成されていますキャンバスを見ている場合通常はこのアルファデ−タは見えませんが画像にちゃんと保持されています、特殊フィルタの「画像に陰影を落とす」フィルタはこのアルファデ−タを使って下図のように画像に影を付けることが出来ます。
「画像に陰影を落とす」フィルタは影の色や影の位置、影のぼけ具合を調整できます、実行するには「画像に陰影を落とす」のボタンを押します。

例として下図の画像にドロップシャドウを付加する方法を示します。通常描いた画像にはアルファデ−タがありますがファイルから読み込んだ画像はこのアルファデ−タが全ての範囲で不透明になっています。(例外:Hyper-Paintでアルファデ−タ付きのBMP形式で保存した場合はアルファデ−タが残っている)

特殊フィルタの余白フィルタを表示して画像の四方に白い余白を付加します。



「透明処理」フィルタを使います、まずキャンバス上の白い部分で右クリックして透明処理をする色を拾います。
「透明」のボタンが押し下げられていることを確かめ、「透明処理」のボタンを押し画像の白い部分を透明にします。
この処理で画像は何ら変化が無いようですがちゃんと白い部分のアルファデ−タは透明になっています。

次に「画像の陰影を落とす」フィルタを表示して「画像の陰影を落とす」のボタンを押します。

結果は下図のようにドロップシャドウが完成します。




下図のような女の子の背後に白い壁があるものと想定してその壁に影をつけてみましょう。

ポリゴンフィルにして女の子を囲みます。

この状態でマスクウインドウを開き「マスク編集モードに入る」をチェックしてこのままマスク画面を表示します。

その後色を黒として透明度を255として塗りつぶします。その後このマスク画面を若干ぼかしておくのも良いと思います。

次に通常の画面に戻り「マスク機能をオンにする」をチェックしてポリゴンの範囲を下図のようにずらしラインスタイルウインドウの「ぼかす」と「強」のチェックボックスをチェックしてから塗りつぶします。

そうすると下図のようになります、その後修正箇所がある場合は修正します。




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